SCMとは製造業をメインにしたビジネスに特化してそれに関連する購買、製造、物流、マーケティング、研究&開発などの製品を開発して販売するまでの一連のサプライのチェーンを系統立てて勉強するトラックです。世の中の約60%のビジネスが何らかの製品を作っているので、卒業後に製造業のオペレーションを目指す学生が集まっています。教授陣も実際に製造業の会社で役員を務めた経験があったり、SCMのアカデミックな分野で著名な教授たちがたくさんいます。
1年生の最初の学期にはSCMの一般論を広く浅くコアクラスとして受講します。その後の学期からはそれぞれSCM専攻の学生は購買、研究開発、物流、品質、オペレーション戦略論を学びます。やはり、製造業においては日本のToyota、日産、ホンダ、Sony、東芝、日立などが授業中やケースの中にファーストクラスSCM会社の例として出てくるので、日本人としては鼻が高いですが、すかさず意見を求めたれたり、”カンバン”、”アンドン”、”カイゼン”、”TQM"とは何ぞやと教授たちから説明を求められるので気が抜けません。それに、教授陣たちの考えとして、SCMを机上の空論として学ぶのではなく、実際の製造会社の現場にいって自分の5感をつかって、SCMを感じるべきだということで、ユタ周辺の製造会社に工場見学に行ってレポートを書かせるというプロジェクトが多いのが特徴です。
ファイナンスやマーケティングに比べると、SCMトラックの学生の数は少ないですが、その分学生同士の結束力が強くてとても和気あいあいとした雰囲気で勉強しています。各学期の初めと終わりにはSCMトラックの学生が集まってBBQをしたりラフティングをしたりします。
SCMトラックの学生のインターンや就職先としては、大手アメリカ企業がBYU MBA生を求めて多くの会社がリクルーティングに来ます。
2006-2008のインターン/就職先の主な会社は
フォードモーター(自動車)、クライスラー(自動車)、BMW(自動車)、ウォルマート(小売業)、ウィアプール(キッチン製品)、フェデラル・エクスプレス(物流)、UPS(物流)、GEコマーシャルファイナンス(金融)、ジョンソンエンドジョンソン(日用品)、P&G(日用品)などです。
(SCMリンク:http://marriottschool.byu.edu/clubs/scmsa/)