
(参考:http://marriottschool.byu.edu/mba/curriculum/majors.cfm#Finance)

マリオットMBAでも、最も多くの学生が専攻としているのがファイナンスである。企業からもマリオットMBAはコーポレートファイナンスにおいて最も秀でたビジネススクールと評価されているようである。多くの事業会社が高い倫理観と実務スキルを兼ね備えた質の高い(かつリーズナブルな)MBAをリクルート出来るため、マリオットMBAを非常に良いリクルート先と考えているようである。一般的にマリオットMBAの平均年齢は他校同様27-28歳と推測されるが、二年間の伝道活動のため、キャリアが他校より短いことを意味する。このため平均年収も一様に下駄を脱がされた。
またマリオットMBAのディレクターが投資銀行(ゴールドマンサックス)出身で、非常に成功した投資ファンドの創始者のジム・エンゲブレットセンに変わることから、ますます投資銀行、ファンド業界とのパイプが太くなることが予想され、実際に投資銀行、投資ファンド、ベンチャーキャピタル、プライベートエクイティーへの就職は伸びつつあるものと思われる。
ファイナンスメジャーの代表的な就職先として以下が含まれる。
アメリカン・エクスプレス、バンクオブアメリカ、シティグループ、クレディスイス、デルコンピュータ、ドイチェバンク、フォード、モーターカンパニー、ゴールドマンサックス、インテル、JPモルガン、マイクロソフト
(参考:http://marriottschool.byu.edu/career/recruiters/salaryBonusData.cfm)
また教授陣は超一流と言っても過言ではない。ハーバードビジネススクールで教鞭を取っていた名物教授ハル・ヒートンを始めとして、実際にファンド、ベンチャーキャピタル運営の最前線で活躍していた教授陣たちが、マリオットMBAで教鞭を取っている。総合して言うとマリオットMBAでも最も充実した専攻の一つと言える。
Marketingトラックについて
BYUのマーケティングトラックは看板トラックの感があるファイナンスやOB/HRに比べるとまだ歴史が浅いトラックと言えますが、逆に最近特に勢 いを増しているトラックとも言えます。マーケティングを専攻する学生の数も増えつつあり、インターン・就職先としても下記のような米国でも有数の企業が名 を連ねています。このため、決して他のトラックと比しても見劣りすることはありません。ちなみに卒業後初年度の平均給与では実はトップだったりもします。 詳細はこちらのリンクを参照下さい(http://marriottschool.byu.edu/mba/majors/marketing/#)。
卒業後の生徒達の主な進路は下記です。
Nestle, General Mills, Kimberly Clark, Chevron, Black & Decker, Walmart,Bain & Company, Fed Ex, Pepsico, Hewlett Packard,Intel,Dow
1年時最初の秋セメスターで必須となっているマーケティングマネジメントをベースに、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング等マー ケティングの基本から、マーケティングリサーチ、プライシング(価格政策)、ブランドマネジメント、セールスマネジメント、アドバタイジング等幅広い科目 の履修が可能です。教授陣も優秀で、大企業でのマーケティングやセールスの実務経験を持っている教授、複数ビジネスを起業して成功させている教授、第一線 で活躍するマーケティングコンサルタントの講師等が、限りなく現場に近い理論とその実践のためのスキルを教えてくれます。またマーケティングの教授だけに 非常に秀逸なコンテンツを準備して、巧みなプレゼンテーション、ディスカッションで学生を飽きさせることなく教えてくれます。さらにフィールドスタディを 通じて、実際にクラスで学んだ理論を現実の企業の直面する課題に適用する機会も十分に設けられています。 なお、これは全てのトラックに通じて言えることだと思いますが、他のクラスとのスケジュールの重複や、クラスが開講されるセメスター等の制約から 全てのクラスを取れる訳ではないため、履修には周到な情報収集と計画が必要です。特に1年次は同じトラックの2年生から興味がありそうな授業について複数 の人から、教授、コンテンツ、大変さ、満足度等を詳細に聞いておくことで後悔のない履修ができます。
SCMとは製造業をメインにしたビジネスに特化してそれに関連する購買、製造、物流、マーケティング、研究&開発などの製品を開発して販売するまでの一連のサプライのチェーンを系統立てて勉強するトラックです。世の中の約60%のビジネスが何らかの製品を作っているので、卒業後に製造業のオペレーションを目指す学生が集まっています。教授陣も実際に製造業の会社で役員を務めた経験があったり、SCMのアカデミックな分野で著名な教授たちがたくさんいます。
1年生の最初の学期にはSCMの一般論を広く浅くコアクラスとして受講します。その後の学期からはそれぞれSCM専攻の学生は購買、研究開発、物流、品質、オペレーション戦略論を学びます。やはり、製造業においては日本のToyota、日産、ホンダ、Sony、東芝、日立などが授業中やケースの中にファーストクラスSCM会社の例として出てくるので、日本人としては鼻が高いですが、すかさず意見を求めたれたり、”カンバン”、”アンドン”、”カイゼン”、”TQM"とは何ぞやと教授たちから説明を求められるので気が抜けません。それに、教授陣たちの考えとして、SCMを机上の空論として学ぶのではなく、実際の製造会社の現場にいって自分の5感をつかって、SCMを感じるべきだということで、ユタ周辺の製造会社に工場見学に行ってレポートを書かせるというプロジェクトが多いのが特徴です。
ファイナンスやマーケティングに比べると、SCMトラックの学生の数は少ないですが、その分学生同士の結束力が強くてとても和気あいあいとした雰囲気で勉強しています。各学期の初めと終わりにはSCMトラックの学生が集まってBBQをしたりラフティングをしたりします。
SCMトラックの学生のインターンや就職先としては、大手アメリカ企業がBYU MBA生を求めて多くの会社がリクルーティングに来ます。
2006-2008のインターン/就職先の主な会社は
フォードモーター(自動車)、クライスラー(自動車)、BMW(自動車)、ウォルマート(小売業)、ウィアプール(キッチン製品)、フェデラル・エクスプレス(物流)、UPS(物流)、GEコマーシャルファイナンス(金融)、ジョンソンエンドジョンソン(日用品)、P&G(日用品)などです。
(SCMリンク:http://marriottschool.byu.edu/clubs/scmsa/)
より詳しい情報(OB/HRの仕事、卒業生の就職先、関連する読み物等)については以下のMBAホームページ(英語)を参照ください。
http://marriottschool.byu.edu/mba/curriculum/majors.cfm?sitePageId=1157#OrganizationalBehavior/HumanResources
501 Corporate Financial Reporting (James D.Stice)
505 Professional & Interpersonal Communication
520 Corporate Finance(Grant R. McQueen)
530 Operation Management(Burk W. Jackson)
548 Strategic Human Capital Management
550 Marketing Management(Michael J. Swenson)